
「香典っていくら包めばいいの?」
「表書きの書き方、これで合ってる?」
「そもそも新札って使っていいの?」
葬儀に参列する際、多くの人が悩むのが“香典のマナー”です。
金額や書き方にはある程度の決まりがあり、間違えると失礼にあたる可能性もあります。
特に初めて香典を用意する場合は、不安になる方も多いでしょう。

香典で大切なのは
👉 「形式を守りつつ、遺族に配慮すること」です
香典とは?基本を理解する
香典とは、故人を弔う気持ちと、遺族への支援の意味を込めて渡すお金です。
もともとはお香や供物を持参していた風習が、現在では現金に変わったものとされています。
👉 つまり
「お悔やみの気持ちを形にしたもの」
香典の金額相場
最も悩むポイントである金額について、関係性別に解説します。
友人・知人
👉 3,000円〜5,000円
職場関係(同僚・上司)
👉 5,000円〜10,000円
親戚
👉 10,000円〜30,000円
親・兄弟姉妹
👉 30,000円〜100,000円以上
注意点
● 偶数は避ける
👉 割り切れる数字=縁が切れると連想されるため
● 高すぎてもNG
👉 遺族に負担(お返し)をかける可能性あり

ポイント
「無理のない範囲+一般的な相場」くらいで
宗教・宗派による違い
香典の表書きは宗教によって異なります。
仏式
👉 「御霊前」「御仏前」
※通夜・葬儀は「御霊前」が一般的
神式
👉 「御玉串料」「御榊料」
キリスト教
👉 「御花料」

迷った場合
「御霊前」が無難(※浄土真宗は例外)
香典袋(不祝儀袋)の選び方
水引の種類
👉 黒白または双銀
金額とのバランス
- 5,000円 → シンプル
- 10,000円以上 → やや格式あるもの
👉 高額なのに簡素すぎる袋はNG
香典の正しい書き方
表書き(上段)
用途を書く
例:
- 御霊前
- 御仏前
名前(下段)
👉 フルネームで記入
書くときの注意
👉 薄墨で書く
理由:
「悲しみで墨が薄くなった」という意味
【中袋の書き方】
表面
👉 金額を書く
例:
金壱万円
裏面
住所・氏名を書く
👉 遺族が管理しやすくするため
新札はNG?
👉 基本はNG(そのままは避ける)
理由:
- 事前に準備していた印象になる
正しい対応
👉 新札なら一度折る
お札の入れ方
👉 肖像が裏向き・下向きになるように
理由:
「顔を伏せる=悲しみ」を表す
渡し方のマナー
タイミング
👉 受付で渡す
渡し方
- 袱紗から取り出す
- 両手で渡す
- 一言添える
言葉の例
- 「このたびはご愁傷様です」
- 「心よりお悔やみ申し上げます」
やりがちなNGマナー

NG① 表書きの間違い
👉 宗教と合っていない
NG② ボールペンで書く
👉 マナー違反
NG③ 金額を書かない
👉 遺族が困る
NG④ 無言で渡す
👉 印象が悪い
香典を辞退された場合
👉 無理に渡さない
代わりに👇
- お花
- 弔電
香典返しについて
👉 一般的に半返し(半額程度)
最近のマナーの変化
- 家族葬の増加
- 香典辞退が増えている
👉 柔軟な対応が必要

香典マナーは難しく見えますが、基本はシンプルです。
- 金額 → 相場を守る
- 書き方 → 正しく丁寧に
- 渡し方 → 静かに配慮

そして何より大切なのは
故人を偲び、遺族に寄り添う気持ちです
